あなたはポジティブ派ですか?ネガティブ派ですか?
以下のようなこと思ったり、言葉にしたりしませんか?
「雨かぁ~、嫌だなぁ~」
「暑い、暑い」
「寒い、寒い」
「あぁ~、忙しい」
「痛い、痛い」
「疲れた」
このように思うことは悪いことではありません。このように思うこと自体もいけないことならそれはもう人ではなくロボットです。
今回は、ネガティブ派と答えた方がポジティブ派と答えられるようになるヒントをお伝えしようと思います。
ポジティブ派=ネガティブな感情+行動
ネガティブに思うことがネガティブ派ということではなく、ネガティブな状態のままでいることがネガティブ派です。ポジティブ派になるためには、ネガティブな感情を受けた後にどのように行動するのかを考えることが重要になります。
例えば、ランニングの練習をしようと思っていたのに雨が降ってきてしまったときは、「雨かぁ~、嫌だなぁ~」のネガティブな感情を受けて、「今日は休めってことなんだな。ストレッチなどのケアをしてカラダを整えることをしよう」とか、「最近体幹トレーニングやれていなかったから補強できるいいチャンスだな」のように行動を付け足すことによりポジティブ派に変わります。
ピンチはチャンスという言葉に似ていますが、ネガティブがあるからポジティブになれます。なので、ネガティブな感情は悪いことではなく必要なことです。しかし、ネガティブな感情を外に出し過ぎることは良くないことです。
ネガティブの押し付け
人との会話の中で、
「今日は暑いですねぇ~」
「今日は疲れたんです」
「今日は足が痛いんです」
など、「暑い」「疲れた」「痛い」と話すことがあります。これ自体は、相手に今の自分の状態を伝えるために必要なことです。しかし、これをずーっと連呼されたら聞いている側はどう思うと思いますか?ずーっと、「暑い、暑い」「疲れた、疲れた」「痛い、痛い」とだけ言われても何もできないですし、嫌になりますよね。これだと自分も相手もポジティブになれません。
しかし、ネガティブな感情に対しての行動をしたり、伝えられたら、ガラリと状況が変わります。
例えば、
「私は暑いのが苦手なのですが、今日は暑いのでペースは落として練習しようと思います。」
「今日は疲れているので、ランニングの距離を短くしようと思います。」
「今日は足が痛いのでストレッチだけにしようと思います。」
のように行動をプラスすることで、自分自身もポジティブになりますし、相手も状況が把握でき、何をしようとしているのかが理解でき、アドバイスもできるかもしれませんね。行動を付け加えることで、お互いにプラスになる要因が増えてきます。
コントロールできないことはコントロールしない
ネガティブに思うことのほとんどはコントロールすることができません。雨を止めさせることはできませんし、足の痛みを今すぐに取り除くことはできません。人の考え方もその一つです。知識として伝えることは重要です。もしかしたら、知らないからそのような考え方ができないだけかもしれないからです。しかし、伝えた後でも考え方が変わらないのであれば、それはもう変わりません。それでも変えようとすることは強制になってしまいます。これではお互いの関係性が悪くなってしまいます。
コントロールできないことをコントロールしようとすることはとてもストレスが溜まります。コントロールできないことが無くなるのがベストですが、無くなることはまずないので、コントロールできる範囲のことで少しでもネガティブな感情が減らせられるようにすることが大切になります。諦めたらそこで終わりです。少しでも行動することでポジティブになれます。
考え方ひとつで状況は変わる
コントロールできないことをコントロールしても多くの場合が時間の無駄です。雨を今すぐに止ませることはできません。それであれば、自分が変わることでその状況は大きく変わります。
雨が降ってきたら、外に出るのが嫌になりませんか?といことは、多くの方が同じ感情を抱いているはずです。ということは、ジムやお店などは人が少なくて空いているのではないか?と考えます。そうすると、出かけようかなという気持ちになります。
また、雨の日は車の運転は晴れの日に比べると危なくなります。でも、そのタイミングで、より安全運転を心がけるいいチャンスだと思うことで、安全運転の意識が上がり、翌日以降の晴れの日でも安全運転を心がけるようになり、車の運転による事故のリスクを下げることに繋がります。
こういうちょっとしたプラスαを考えることで状況が一変します。多くの方が抱く感情の半歩先のことでも考えて行動するだけで、それが自信に繋がります。
最後に
ネガティブな感情を抱く要因として、謙虚過ぎることも挙げられます。
褒められても
「私なんてまだまだですよ。」
「私なんてそんなにすごくないですよ。」
と言っていませんか?
褒められるというのは、なにかを続けてやってきたことで結果が出た証です。「私なんて」と自分自身を否定してしまっては、いつまでたっても自信が持てません。また、褒めてくれた人も「褒めてあげたのに。。。」と気持ちが沈んでしまうかもしれません。
褒められたり、評価されたときは、
「ありがとうございます。もっと良くなるように頑張ります。」
という言葉に変えることで、自分と相手の関係性も状況も大きく変わります。
ネガティブな感情に対してプラスαの行動を付け加えることでポジティブ派になれます。このほんの少しの改善で自分に自信が持てるようになります。やるかやらないかはあなた次第です😉
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古畑 健太