月間80km走り続けても体力がつかないヒントは「頻度」

月間走行距離が80km走れるようになったのに、それ以降、体力がつかないなんてことありますよね。当然、始めのうちの方が伸びしろがあるので、慣れてくるとなかなか伸びなくなってきます。それはそれで、体力がついた証拠なので、プラスに考えましょう。とは言え、走っているからには体力つけたいですよね。

 

では、どのようにしたら、月間走行距離を変えずに更に体力をつけることができるようになると思いますか？

 

それは、1度に走る距離を長くするのです。

 

例えば、週6日で3km走り続けても、4日置きに10km走り続けても約80kmになります。どちらも月間走行距離は80kmなのですが、その効果は異なります。

 

体力をつけるということが目的なのであれば、後者のように1度に走る距離を長くする必要があります。1度に走る距離を長くすることで、肺の機能をより鍛えることができます。その結果、体力を構成する要素である「心肺持久力」を鍛えることができるのです。

 

では、週6日で10kmにすればいいかというとそうではありません。トレーニングの効果を得るためにはしっかりと休息をとることが大事なことです。休んでいる間に超回復が起こり、トレーニング前よりも体力がつきます。また、疲労も回復し、元気満タンな状態でランニングをすることができます。そのほうがトレーニング効果も高いですし、ランニングを楽しく行うことができますよね。

 

だからこそ、ランニングを行う「頻度」が大切になってくるのです。

 

最近トレーニング効果を感じなくなってきたなというランナーの方は、一度、走っている距離と頻度を見直してみてはいかがでしょうか？距離や頻度を変えてみることで、それが新たな刺激となり突破口になるはずです。