リズムよりも深さが大事!ランニングで息苦しくならない呼吸法

あなたの走っているときの呼吸の仕方はどのタイプですか?

「スッ、スッ、ハー」

「スッ、スッ、ハッ、ハッ」

「スー、ハー、スー、ハー」

「スー、ハッ、ハッ」

このように呼吸でリズムを取って走っているランナーは多いのではないでしょうか。

ただ、呼吸でリズムを取ると息苦しくなる可能性があります。なぜだかわかりますか?

 

それは、呼吸が浅くなるためです。

 

呼吸でリズムを取る場合、空気を吸い切る前に吐いてしまいます。その為、酸素を体内に取り込む量が減り息苦しくなるのです。

ちなみにですが、私の場合は、「スーー、ハーー、スーー、ハーー」という感じで、普段の呼吸を大きくしたイメージで行っています。このような呼吸をすると呼吸が浅くなりにくくなります。

 

呼吸の仕方を変えたほうが良いのでしょうか?

呼吸の仕方が決まっていないという方は変えてみてもよいかもしれませんが、無理して変える必要はありません。

ただ、どの呼吸の仕方でも言えることは、「苦しい時こそ息を吐ききる」ということです。苦しいと息を吸いたくなりますが、息を吐ききることで、より深く息を吸うことができます。

 

走っているときに、吐ききるとその瞬間はちょっと苦しいです。しかし、吐ききってから1、2秒息を止めたままにしておくと、勢いよく吸うことができます。更に、カラダが酸素を欲しているのか、血液中に一気に流れ込む感じがします。そうすることで、とても体が軽くなり、ペースが戻ってきます。

 

ランニングをしていて、足はもつけれど息が続かなくてなかなか距離が伸ばせないという方は是非、息を吐くことを意識して走ってみてください。それだけで、練習の質も上がるはずです。

 

仕事においてはリーダーになると、自分自身の作業以外の仕事が突然降って湧いてきます。そんな時、「はー」と無意識にため息をつくことがありますが、これは決して悪いことではありません。息を吐くことで新鮮な空気をよりカラダに取り込むことができ、ストレスも解消できます。

 

やりすぎもよくありませんが、仕事を頑張るためにも意識的にため息ついてみてはいかがでしょうか?