今話題のナイキの厚底シューズを買う前に知っておくべきこと

今話題のナイキの厚底シューズですが、一度は試してみたいと思いつつもあまりの価格の高さに躊躇してしまいます。それでも効果があるなら、購入してみようかなと考えている方も多くいらっしゃると思いますが、今話題のナイキの厚底シューズはランニング初心者の方がいきなり履くと故障するリスクが高くなります。そうならない為にも、今話題のナイキの厚底シューズについてお伝えしようと思います。

 

今話題のナイキの厚底シューズとあえて「今話題のナイキ」とつけています。 それは普通の厚底シューズと違うところがあるからです。 2つあるのですがなんだと思いますか?

 カーボンプレートが入っていることと、傾斜が付いていることです。このどちらも、足への負担を増やす要素なのです。カーボンプレートが足への負担を増やすのはなんとなく想像できますよね。踏み込んだ力を反発力に変えるわけなので、足への衝撃が増します。

 

傾斜が足への負担を増やす理由

 

では、傾斜はなぜ足への負担を増やすのかについて解説しようと思います。この傾斜は自然と前傾姿勢になるようについています。自然と前傾姿勢になる状態といえば、下り坂です。このシューズは、傾斜1~1.5%の下り坂を常に走っているような状態になるシューズなのです。

 

走っていて下り坂になるとスピードが勝手に出ますよね。走っていて気持ちがいいです。しかし、走り終わった後、太ももの前が痛くなりませんか?そんな方は、下り坂でブレーキをかけてしまっているのです。状態が後傾になり反った状態です。そうすると太ももの前でブレーキをかけてしまいます。

 

そうならない為には、前傾姿勢を取り、斜面に対して90度になるような状態を取ります。そうすることで太ももの前でブレーキをかけることなく走る事ができます。しかし、坂道で前傾姿勢をずっとキープし続けるためにはかなりの体幹が必要になります。42.195kmすべてが下り坂のコースを想像してみてください。私だったらぞっとします。。。

 

シューズを車に例えてみると

 今話題のナイキの厚底シューズは例えるなら、F1マシンです。F1マシンは速いしカッコいいし乗ってみたいと思います。しかし、公道では高速道路の最高速度100kmが出せればいいので、300km出るF1マシンは必要ないのです。また、F1マシン同様に持ちません。普通の車であれば10年は乗れますが、F1マシンは数レースしか持ちません。1台数億円もするマシンを何台も買い続けることはできません。今話題のナイキの厚底シューズも3万円します。1度買ってずっと履き続けられるのであればまだいいのですがそうもいきません。買い続けられるのであればいいかなと思いますが。。。

 

公道を走るなら普通車でいいですよね。F1マシンから比べれば乗り心地はとてもよく、コストパフォーマンスもいいです。それに、100kmは出るのでスペック的にも全然問題ないのです。

 

最後に

 

今話題のナイキの厚底シューズを否定はしません。逆にどこまでシューズが進化していくのか楽しみに思っています。ただ、皆さんには故障をしてほしくないということなのです。

 

F1レーサーは普通車の運転も上手です。というよりは、カートや普通車でのレースにより腕を上げたからF1レーサーに慣れたわけです。

 

なので、皆さんにはどんなシューズでも故障をしない走り方を身に付けてほしいなと思っています。そうすれば、今話題のナイキの厚底シューズもしっかりと履きこなせることができるようになるはずです。

 

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自信回復ランニングプランナー

古畑 健太