ランニング前の筋力トレーニングが効果をもたらす3つのメリット

筋トレは、仕事やランニングをするうえでとても重要な要素になります。

筋肉を鍛えると基礎代謝がアップし、太りにくい体質になります。身軽なカラダは足への負担も減らすことにもつながります。姿勢を維持するための筋力がつくことで、長時間のデスクワークでも疲れにくくなり、腰痛の予防につながりますし、長い時間走っても腰が落ちず、太ももが痛くて走れなくなることもなくなります。

 

筋トレが日常生活においても、ランニングにおいても効果的であることはわかっていても、なかなか続きませんよね。そこで、ランニングの練習に組み込むことをオススメしています。

では、筋トレはどのタイミングで実施するのが効果的だと思いますか?

 

それは、ランニングをする前になります。

 

なぜ、ランニング前に筋トレをすることが効果的なのかについてお伝えしようと思います。

カラダを早く温めることができる

冬場はなかなかカラダが温まりにくいですよね。仕事が忙しいランナーは、少しでもアップする時間を短くして、走る時間を確保したいところです。そんな時こそ筋トレを行います。筋肉にダイレクトに負荷をかけるので、筋肉が早く温まります。シャワーで温めたりするのも効果的ですが、内部まで温めるのには時間がかかります。筋トレにより内部から温めた方が効率が良いのです。

 

その後に、アップを行います。筋トレはアップの前のアップという位置づけです。そうすることで、格段にケガをするリスクも減らすことができます。

エネルギー源である乳酸が出る

以前のコラム乳酸を味方にしてランニングの距離を伸ばすたった一つのことでもお伝えしましたが、乳酸はエネルギー源です。そのエネルギー源である乳酸は筋トレをすることでより生成されます。

 

ランニングする前に乳酸を分泌することにより、脳下垂体から成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンにはエネルギー代謝力を上げる効果があるため、その後のランニングのパフォーマンスも上げることにつながります。

その日の体調を確認できる

走り出してから疲れが溜まっていたり、痛い箇所があったりという体調の変化を感じることがあります。そうすると、今日は「10km走ろう」とか「5分30秒ペースで走ろう」と意気込んでいたのにもかかわらず、距離を短くしたり、ペースを落とすことを余儀なくされ、練習の達成感も半減してしまいます。

 

筋トレは筋肉に力を入れたり、関節を動かしたりするため、自分のカラダの状態を確認することができます。走る前に体調を確認することで、体調に合わせた練習を設定し、満足のいく練習を行うことができます。

まとめ

筋トレだけを行おうとすると続きませんが、ランニングをする前のアップの一つと考えると続けられそうな気がしませんか?

まずは何か1つ、ランニング前に筋トレを実施することを習慣づけてみてください。慣れてくれば、2つ、3つと増やすことは難しくないと思います。筋トレって地味ですが、コツコツ続けていくことが大きな効果を生みます。

 

何事もはじめの一歩を踏み出すことが大切です。しかし、一気にやろうとすると行動できなくなり、続きません。

職場で初めてリーダーを任された方の中には、あれもこれもと頭で考えてばかりで行動できなくなっている方もいるのではないでしょうか?なかなか結果が出ず、自信も失ってしまいます。

そんな時こそ、何か1つやってみることです。小さなことで構いません。その一歩が、二歩、三歩とつながっていくのです。筋トレと同じでコツコツと仕事を続けていくことで大きな結果を出すことができるはずです。