痛みが出るのは左足から?!解消するポイントは軸足

ランニングをしていて疲れやすかったり、怪我をしてしまうのは左足からという方は多いのではないでしょうか?

左足と右足では役割が異なります。右足が「利き足」の方が多いのですが、左足は何足というかわかりますか?

 

それは、「軸足」です。

 

ボールを蹴るときは、軸足一本で立ち、利き足で蹴ります。

スノーボードでは、軸足が前、利き足が後ろになります。あぐらを掻くときは、軸足が下、利き足が上になります。

このように、何か行動する際、無意識に軸足と利き足を使い分けているのです。

 

今回は、軸足についてお伝えしようと思います。

 

ボール蹴り、スノーボード、あぐらの掻き方は、目で見て左右差はわかりますし、役割が違うというのも頷けます。しかし、ランニングそのものには左右差はありません。でも、軸足と利き足はカラダに染みついており、無意識に使い分けてしまっているのです。

 

ところで、それぞれの足にはどういう違いがあるのでしょう。

「利き足」は、利き手と同じように、細かい作業が得意で素早い動作をすることが得意です。

「軸足」は、踏ん張ってカラダを支え、利き足の動きを補佐しています。

 

軸足が右足という方もいるかもしれませんが、左足に多い理由としては、陸上トラックが左回りだったり、左側通行の為自転車の乗り降りが左側からだったり、心臓が左寄りだからという説もあります。身の危険を感じたときに心臓を守ろうと本能的に左回りをしながら小さく丸まっていきます。

 

効率よく動くために、利き足と軸足という役割が生まれたのです。しかし、ランニングにおいてはその役割が弊害を起こしています。ただ、役割を理解することで対処することができます。

 

軸足チェック

その話をする前に、左足が軸足という方は多いのですが、軸足がどちらの足なのかチェックしてみましょう。

やったことが無い場合はどちらの方がやりやすそうか試してみてください。

  • ボールを蹴る足の反対の足は?
  • あぐらを掻く際、下になる足は?
  • 前に倒れていきはじめの一歩を出した際、後ろにある足は?
  • スノーボードで前側になる足は?
  • ハードルで足を上げてないほうの足は?

 

足首の捻挫や膝の故障などにより、すべてが同じ足にならない場合もありますが、多いほうが軸足の可能性が高くなります。

 

走り方やケアの仕方で左右のバランスをとる

ランニングをするにあたっての利き足は、蹴りが強くなります。

その分、踏ん張ってカラダを支える軸足への負荷が大きくなります。足裏の土踏まずのアーチの高さを確認してみると、軸足の方が低くなっていたりします。

軸足の方が衝撃が大きいということが理解できるだけでもケアの仕方が変わります。ストレッチをする際に、「軸足」→「利き足」→「軸足」と実施することで、軸足へのアプローチ時間が増やることができます。

 

走り方においても、利き足の方が蹴りが強くなっていないかなと意識して走ってみることで左右のバランスを取ることが出来ると思います。

足首を使って走ってしまう傾向にある方は、利き足のふくらはぎへの負担が多くなりますので、その改善にも繋がります。

 

そこで重要なことは、足でコントロールせず、腕振り(肩甲骨振り)でコントロールすることです。軸足が左足の場合、左側の腕の引きを少し強くすることを意識します。

そうすることで、利き足で蹴らずに腰の動きを利用した走り方に変えることができます。さらに、利き足で蹴る動作がなくなった分、利き足に体重を乗せていられる時間も長くなるはずです。その結果、左右の差を減らすことができます。

 

走るコースでバランスをとる

走るコースも見直してみるとよいかもしれません。

 

公園などの周回コースを走られている方は左回りが多いのではないでしょうか?場所によっては進行方向が決まっているところもありますが、反対周りにしてみるのもよいかと思います。

 

また、歩道には雨水が流れるように傾斜が付いていることはご存知でしょうか。近所をグルっと一周してきたり、往復する際に常に左側の歩道を走っていたりすると、常に同じ方向の傾斜に耐えて走る事になります。一周コースであれば、日によって反対周りにしたり、往復する場合は行きと同じ方の歩道を走る事でバランスを取ることができます。

 

痛みや怪我が左右のバランスが取れていないことに起因している可能性は高いです。バランスを取るうえで、軸足の役割を理解したうえでのアプローチの仕方についてお伝えしました。

 

最後に

見えるところ(走り方)でバランスを取ることも大事ですが、見えないところ(ケアの仕方など)でバランスを取ることも大事なことです。ランニングを続けていくうえで必要な要素すべてでバランスを取ることが重要です。

 

30代になるとチームリーダーに抜擢されプロジェクトを進めていく年代ではないでしょうか?チームリーダーというポジションは、役割がはっきりしていないことが多くとても大変です。実務経験ではベテラン領域の為、プレイヤーとしても働きますし、プロジェクトの管理者としても働きます。

 

結果として、一人で何でも抱え込んでしまい辛くなってしまいます。チームリーダーはチームの「軸」です。「軸」に負担がかかりすぎると障害が発生します。そんな時は、「役割」を理解して行動してみてはいかがでしょうか?チームメンバーの役割、チームリーダーとしての自分の役割。そこをはっきりさせ、チームメンバー全員で共有することができれば、バランスの取れたいいチームを創ることが出来るはずです。

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自信回復ランニングプランナー

古畑 健太